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プロトタイプ開発に最適なデザインコード変換ツールのメリットと活用ポイント

2024.03.03 更新

プロトタイプ開発では、すばやく検証を繰り返すことが重要です。Webデザインからプログラミングコードへの変換するツールは、開発速度を向上が期待できます。この記事では、デザインコード変換ツールのメリットとその活用ポイントについて解説します。

デザインコード変換ツールとは

デザインコード変換ツール(Design-to-Code)は、figmaやXDなどで作成したWebデザインをプログラミングコードに変換するツールです。デザインコード変換ツールを使用することで、手動でコードを書く手間を省き、効率的な開発プロセスを実現することができます。

昨今では、「ノーコード」や「ローコード」と言われるツールが増えています。これらのツールは、プログラミングスキルなど専門的な知識がない人でも簡単に実装が可能になるものです。テクノロジーの進化により、人間がわざわざ見た目をコードとして書き起こさなくても実現できることが増えてきました。

これからは、こうしたツールを使いながらいかに迅速にプロトタイプを作り検証スピードを早めていくかがが重要になってきます。

特にこれらのツールは海外で開発され、グローバルで利用されているものは多数あります。ここでは代表的なツールを紹介します。

ツールの例

■Locofy.io

利用できるデザインファイル Figma、XD
変換可能な言語 HTML、CSS、React、Vueなど多数
料金 無料〜
サービスサイトURL https://www.locofy.ai/

Locofyは、様々な言語に変換可能なツールです。無料から試せることと、チュートリアル動画なども豊富にされていますので、これから使い始める人でも情報がしやすいツールです。

今後、こういったツールのご紹介を順次こちらの記事をアップデートしていきます。
また、こうしたツールを活用しながらHit-tasではサービス提供をし、プロトタイプの開発期間を短縮化しています。気になる場合はぜひご相談ください。

続いて、こういったツールを使うメリットやデメリット、それを踏まえた活用ポイントをお伝えします。

 

活用メリット:開発速度の向上

デザインコード変換ツールを活用することで、開発速度を大幅に向上させることが可能です。従来は、figmaやXDで作成したデザインをコードに変換するのに1画面あたり1-3人日かかっていましたが、コード変換ツールを使用することで、手作業でコードを書く必要がなくなります。特に最近のデザインツールでは、マージンやレイアウトルールなどを指定して作成することができるため、ツールの活用が進んでいる背景があります。

活用ポイント1:デザインはシンプルに。

デザインコード変換ツールを活用することで開発期間を効率的に短縮できますが、あまりにも自由にデザインすると、変換ツールの利便性を最大限に活かせないことがあります。そのため、変換しやすいシンプルなデザインを心掛けることが重要です。

特にプロトタイプ作成では、サービスがユーザーの課題を解決できるかどうかを検証することが最も重要です。細かいUIに時間を費やすよりも、次の段階でそれに取り組む方が効果的です。

活用ポイント2:デザインの一貫性を保つ

デザインを作成する際には、同じ要素については一貫性を持ったデザインを心がけましょう。例えば、「ボタン」の要素は多くの画面で使用されますが、それぞれのページで微妙に異なるデザインにすると、後でのメンテナンスが煩わしくなります。
figmaでは「コンポーネント」という機能が用意されています。よく使われるUIを「コンポーネント」化して作成しておくことで、他の画面でも同じスタイルでデザインをすることができます。これにより、デザインの一貫性を保ちつつ、コード変換ツールでもスムーズな変換が可能となります。コンポーネント化しながら作成したデザインと、デザインコード変換ツールの組み合わせで、デザインやコードの一貫性を同時に維持できる利点があります。

まとめ

まずは簡単にコード変換ツールについてご紹介させていただきました。こういったツールは各社ともに日々進化しておりこれらのツールでできる範囲も変化しています。弊社でも検証をしてプロトタイプ開発で活用し開発速度を向上するお手伝いをしていますので、もしご興味あればぜひお気軽にご相談ください。

 

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